がん保険の基本となる給付金に、がん入院給付金があります。これは、がんになって入院したときから支払われるもので、ほとんどの会社は入院1日目からの給付となります。それではどのような背景から、がん入院給付金というものが出来上がったのでしょうか。
普通の医療保険でも、入院給付金は給付されます。日額1万円というところが多いようです。なぜ医療保険やがん保険に入院給付金があるかというと、被保険者の負担が大きいからです。入院には、何かと費用がかかります。入院そのものを60日間すれば、およそ70万円の負担となるのです。
また、入院準備費用、ご家族の交通費、入院時の食事代なども積もり積もればとても高額です。がんの場合は特に入院期間が長くなりやすく、なおかつ再入院の可能性も否定できません。
そのような背景から、がん入院給付金は多くの会社が最大で日額3万円という形をとっています。この額ならば、入院費用だけでなく生活費の補助費用、見舞い返し、入院準備費用などにも使えることを予想して3万円としている会社が多いようです。
ですが保険料を格安にしたい場合は、コースを変更して入院給付金を1万円もしくは2万円にすることもできます。がん入院給付金は、入院以外の経済的な面も助けてくれる給付金です。
がんの場合は、入院期間が長引いてもきちんと保障される保険がほとんどです。がん保険を選ぶ際の、基準のひとつにしてみてもよいかもしれません。